ホンカから想定以上の概算見積りが届いてショックを受けた22年4月以降、僕らはWebで八ケ岳周辺の設計事務所や工務店のリサーチを精力的に開始しました。
検索にヒットする会社のホームページを片っ端から開いては、特色のある家づくりをしているか、施工事例の写真でピンと来るものがあるか、ブログ等で豆に発信をしているか、などといった視点で数社に絞り込み、ヒアリングのためのアポ取りをしていきました。
なかには設計待ちのお客さんの長い列ができていて今から並んでも着工は2023年の暮れになるという工務店もあれば、建材が軒並み値上がってしまっていて希望する規模の建築は想定予算では難しいと電話口で断られる工務店もありさまざまです。
ただ総じて言えることは、折からの移住ブームで完全に売り手市場になっていること、そしてウッドショック、半導体ショック、円安と値上げ要素が多すぎることです。
タイミング的には非常に地合いが悪い。その中でも数社の設計事務所と工務店に絞り込みZoomで相談会議をこなしていきました。
別荘に望むもの
僕らが別荘に求めるものは至ってシンプル。薪ストーブ、サウナ、そしてアウトドアリビング(広めのウッドデッキ)、以上。
寝室は二つあれば十分なので平屋で収まるでしょう。将来的に貸別荘をするにしても大人数を収容すると騒音トラブルなどの元になるので定員四名がちょうど良いかもしれません。
リビングは視界を遮るものが全くない南側に大開口サッシを入れたいところです。そしてせっかくの傾斜地なのだから出来ればビューバスにしたい。つまり浴室を南側に配置する必要があり、間取りにちょっと工夫が必要になりそうです。
サウナについてはいくつかのメーカーの商品は調査済みです。浴室の横に設置するか、はたまた外にサウナ小屋を建てるかは追々決めていきます。あとは天気が悪い日などにリビングで遊べるダーツ盤やビリヤード台が置ければ言うこと無しです。
とは言え、いかんせんTは東京、Kがシンガポールにいるため直接会って話ができません。なので建築会社とのZoom会議の前に二人の間でLINEやビデオ会議で伝えるポイント、確認するポイントを事前にすり合わせておく必要があります。
そして三者のスケジュールを合わせるのも大変なので、極力一回のZoom会議で効率よくこちらの要望やイメージを伝え、それに対する建築会社からのフィードバックをヒアリングする必要があるのです。
間取りについては、これまでホンカのシリウスで考えていたのでシリウスの間取り図を自分たちで改変したものをベースに自分たちのイメージを膨らませていくことにしました。
ホンカ シリウスの間取りをベースにした初期のプランイメージ |
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