関西での内装リサーチから3日後、草原別荘地に建てる家の全般の詰めを行うべく、僕らは再び八ヶ岳南麓に集合しました。
今回の目的は3つあります。
- 草原別荘地の土地に縄を張って家を建てる位置を把握、窓からの景色を確認する
- 山口工務店のモデルルームを再訪し、図面の詰めとOMソーラーの実力を確認する
- 植木屋さんと現地で会って植栽のイメージや費用感を確認する
待合せ場所はいつもの蕎麦屋(三分一そば)さん。Kは関西から5時間、Tは東京から3時間弱のドライブでありながら、お互いが蕎麦屋に着いたのはほんの1分程度の差でした。とても正確な待ち合わせです。
そば処三分一:天気が良いといつもウェイティングがかかる人気店 |
1時間ほどでランチを済ませ、とりあえず草原別荘地で地縄張りに励むことに。北杜市に到着した時は雨が降っていましたが、別荘地に入った頃には雨はあがり足元は緩いながらもなんとか作業ができそうなくらいまで天気は回復していました。
Kはこの日のために測量図を自作して用意している周到さで、図面を見ながらさっそく杭打ちからスタート!
しかし、、、
雨上がりの幻想的な風景のなか、メジャーで測量中 |
道路と土地の境界線に目印の縄を張る |
道路境界線に目印となる縄を張り、そこから直角を取ってメジャーで測りながら建物アウトラインの角に木杭を打ち込んでいくのですが、いざそこに縄を張り巡らせてみると、全く寸法が合わないのです…。
直角定規も駆使し複数のポイントから距離を測って正確に杭を打っては縄を張ろうとするのですが、何度やってもなぜか最後に必ずズレるんです。
ズレては二個目の杭から測量やり直し、何度も何度もやり直しているうちに次第に僕らの心も折れかけてきます。そうこうしているうちに宿にチェックインしなくてはならない時間が近づいてきました。
「今日のところは50センチぐらいは誤差の範囲にしよう」
最後はかなり妥協してなんとか張り終えました。まあ、アウトラインは引けたしこれで大体イメージ沸くからいいか!
ただ、縄を張って建物の配置を確認したところ、どうやら盛土が足りなさそうです。以前にも触れましたが、僕らの土地は8°〜9°ほど南に傾斜しているんですが、南側のウッドデッキ付近に立つと圧倒的にGLから下がっていることが体感できます。
やはり図面上ばかりで検討するよりは現場に足を運んだ方がいいですね。翌日工務店さんに相談することにします。
さて、今日の宿は、清里にある一棟貸のコテージ、テットベリーコテージさんです。
広いキッチン、ダイニング、リビングで寝室は和室含めて全3室。かなりゆったり。 |
今回はこのコテージに2連泊します。スペースは全体的にとてもゆったりで、2ベッドルーム+和室で最大10名泊まれます。連泊なので暮らすように泊まれて余計にゆとりがありますね
テットベリーコテージ ベッドルーム |
コテージの前の庭には巨大なシャッター付きガレージがあり、中にはソファやテーブルが置かれ、さらに豊富なBBQセットも揃えられているので、それこそセカンドリビングとして使えるスペースになっています。大人数で泊まっても十分にくつろげる広さです。
僕らもせっかくの機会なので激寒の中ガレージでBBQを敢行。シャッターを閉めているので風は避けられますが、それでもやはり寒い!夏のBBQとは一味違う趣きのある体験となりました 笑
寒い(たぶん-5℃ぐらいだった)ながらもガレージでBBQを堪能 |
BBQのあとは部屋に戻ってテットベリーのオーナーさんから薪ストーブの取扱い説明を受けます。オーナーさんはとっても気さくな方で、薪ストーブの使い方を懇切丁寧に教えてくれました。
そして僕らが現在別荘を設計中で、将来は貸別荘もしたいと話すととても親身になって色々とアドバイスをいただきました。
焚き付け実演中のコテージオーナーさん。薪ストーブの知識が豊富です |
しかしこの アイアンドッグのNo7、たいへん気に入りました。もともとストーブの窓が大きく火のてっぺんまで見える WHAMの4620c がお気に入りだということはこのブログで何回か書いてきましたが、No.7は鋳鉄製のため重厚感がまるで違います。
鋳鉄製薪ストーブ アイアンドッグ No°7 |
触ると熱い(あたりまえ)のでKはグローブをしていない方の手で触って火傷してしまいました(両手グローブしましょう)が、薪の消費効率や手入れもとてもシンプルな印象で、長年使うのであれば No.7 のほうが良いかもしれないね、ということで薪ストーブについては再検討することになりました。
もう一つ、今回の旅行では星空をとても楽しみにしてきたのですが、夜はある程度晴れてはいたのですが、湿気のせいかそこまできれいな星空ではありませんでした。明日に期待です!
テットベリーコテージのガーデンライトアップ |
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