冬の八ヶ岳訪問旅行も3日目、いよいよ最終日です。天気予報通り前夜から東海地方・日本海側を中心に大荒れの様相を呈していて、南麓は大雪は免れるも中央道は既に小淵沢以北が通行止めとなっています。

関西から来ているKファミリーはこのあと南ルートでの帰宅を余儀なくされていますが、なんと東海エリアも大雪のため名神・伊勢湾道ともに通行止めとなっていて先行き不安な最終日のスタートとなりました。

ただ宿泊地の清里付近は積雪はそれほどなく、昨日に続いて粉雪なので吹くと飛ぶレベル。これならなんとか最後に土地を訪れて帰れそうかな?

2連泊したした清里にあるテットベリーコテージ

宿泊したテットベリーコテージさんはオーナーさん含め、とても居心地のよい宿でお薦めでです。オーナーさんは元々は首都圏で会社員をされていたそうで、北杜市が地元でUターンしてコテージビジネスを始められたとか。

今日は帰る前に草原別荘地に寄って僕ら自身で簡単な測量をする予定で、窓の位置、そしてそこから見える景色の確認をするつもりでいます。

そして庭の植栽について、土地を購入した不動産屋さんから紹介してもらった植木屋さんと現地でお会いする予定になっているのですが、土地に向かう道が深い雪で覆われています…。

実は草原別荘地に行く途中には結構なこう配の道があり、この雪でその坂はノーマルタイヤでは流石に無理だろう、という状況です。

すぐに車を止めて協議し、残念ながら土地に向かうのは断念することに。よくよく見てみると、この時期にノーマルタイヤでこのあたりをうろうろしている車は皆無です。そりゃそうですよね。。

僕らの甘い見立てにより土地での計測作業ができなかったことが心残りです。天気予報は晴れでも、冬の山は雪が降る。これは肝に銘じておかなくてはなりません。もちろん来シーズンからは四駆冬タイヤで完全装備の予定です!

さて、既に土地で待っているであろう植木屋さんに電話をすると、僕らが待機している場所まで下りて来てくださいました。吹きさらしの中での立ち話だったので、とりあえず僕らが考えている植栽について少しお伝えし、今後もよろしくとお願いするのが精いっぱいでした。

ちなみに、隣地との間に植えるイメージとして持っていたコニファーのような常緑樹は冬場に鹿に食い荒らされてしまうとのこと。

毎年冬前に養生できないなら黙って葉の落ちる木にしておいたほうが良いとのことでした。うーん、残念です。やはり冬場はデッキから見る景色に緑は期待できないようです。

やることもなくなったので早々に帰路につくことに。Kファミリーは関西へ、Tは東京へ。Kの家族に土地を見てもらうのは初めてだったし、また違った楽しみ方ができて有意義な旅でした。

高速道路の入口まで併走しお別れとなりました。今後はまたしばらく、オンラインで打合せや調整を続けながら、3月の着工を目指して進めて行くことになります。

八ヶ岳を出たのは午前10時半ごろでしたが、東京だけは全く雪とは無縁でTは最速といえる2.5時間で東京着。Kは・・・東海地方が大雪で通行止めが多いため大きく迂回、さらに高速に乗ったり降りたりを繰り返して、実家についたのは夜8時でした…。