前回は外観編をお伝えしました。

今回は屋内を簡単にご紹介します。建物はシンプルな2LDK+納戸の平屋建てです。

床はホワイトオークの無垢フローリング材、建具は部位によって材が異なるため、なるべく全体的にまとまったチーク色になるように、試し塗りを経てシッケンズの外装用セトールHLSeと内装用のBLデコールを塗り分けています。またメリハリをつけるため構造材は二度塗り、それ以外は一度塗りといった具合に塗り分けも行いました。

梁の上には「梁の上のせたろう」というDAIKOのちょっとふざけたネーミングの間接照明を入れています。ただ、間接照明は天井が白くないと思ったほど光が広がりませんでした。

LDKは雁行させてFIX窓を挟み空間に広がりをもたせました

薪ストーブはドイツのBRUNNER社製 IRON DOG(アイアンドッグ)Nº07 です。鋳鉄製ストーブとしては比較的広い窓と薪補充時に使う側面の補助扉が特徴的です。

BRUNNER社製 アイアンドッグNº07

キッチンはLIXILノクトのシステムキッチンと背面は造作収納でまとめています。写真にはありませんが、棚の上下にそれぞれ間接照明と手元ライトを埋め込んでいます。


南側はセカンドリビングとして遊び倒せるよう、ウッドデッキを幅11.8m、最深部で3.2mの広さで施工しています。室内から外を見ると、思っていた通りの浮遊感が得られて満足です。



そして浴室は南面に持ってきてビューバスにしました。でもユニットバスなので安上がりです。サッシの位置を精一杯低くしてもらいましたが、これが限界とのこと。

せっかくの眺めを框などで阻害されないよう、ここだけエクセルシャノンの大開口滑り出し窓にしました(他の窓はYKK APW330)


将来の貸別荘化も想定し、北側の玄関から入ると南側の緑が目に飛び込んでくるよう抜け感を狙って浴室はガラス壁オプションにしました。


そして脱衣所には将来のサウナ小屋へのアプローチとなる勝手口。果たしてこの扉を実際に使う日はいつか訪れるのでしょうか??


最後はトイレ。半間幅のトイレは想像以上に狭かったです。これだけは失敗です。棚が設置されてしまってから便座に座ると体が当たることに気づき、苦肉の策として便座に座ったときに体と干渉しないよう棚にアールをつけて切り落としてもらいました。


今回は以上です。駆け足でハイライトをご紹介をしましたが、今後は別荘を使いながら気になる点や外構の整備などについて書いていきたいと思います。