今日は別荘の施工パートナー候補の2社目の工務店を訪問予定。朝から快晴で、大泉町から東隣の清里へ向かう途中絶景に遭遇!しばしの撮影タイムです。

清里丘の公園(八ヶ岳側の景色)


八ヶ岳の麓を車で走っていると結構な頻度でドイツハウス風の建物を見かけます。漆喰の白壁にこげ茶色の太い化粧枠で飾られた木製窓のコンビネーションはとても重厚で独特な雰囲気を醸し出しています。

八ヶ岳を頻繁に訪れている方の中にはこの描写だけでピンと来られる方も多いのではないでしょうか。そんな素敵な家を建てられている工務店さんの名はずばり「ドイツハウス堀内組」です。
この工務店も現地の不動産屋や土地の売主が薦めていた工務店の一つでした。土地購入直後に電話をかけるとたまたま社長が電話に出られ、面倒臭がることなくこちらの要望にじっくりと耳を傾けてくださいました。

そして後日すぐ現地を訪れてラフスケッチを描き土地の感想とともに建物の配置提案をしてくださったとても丁寧な工務店です。そんな心強く独特の佇まいを持つこだわりのドイツハウスを建てている工務店さんを訪ねるため一路清里へ向かいます。

ところで、清里と聞くと昭和生まれの僕らはどちらかというと「元リゾート地」の寂れたイメージを持っていましたが、実際には再開発が進んでいるのか新しい観光レジャー施設やおしゃれなレストランやペンション、牧場などが点在するとても爽やかで楽しそうな街でした。

清里駅から少し下った森の中、主要道路から外れたところにドイツハウス堀内組の事務所およびモデルハウスがあります。

ドイツハウス堀内組の敷地内にあるモデルハウス

対応してくださったのは堀内社長。ご自身が手掛けるドイツ風住宅のデザインや断熱工法にポリシーやプライドが感じられる方で、お話も面白く勉強になるポイントも非常に多くありました。

イギリスの田舎での留学経験がある僕らはやはりヨーロッパの田舎を連想するような別荘を建てたい。その点ドイツハウスさんの家はとても魅力的であることを理解した僕たちは翌週八ヶ岳を再訪する際にあらためて時間をいただくことにして清里を後にしました。

建築予定地を下から望む

土地の売主さんと会う約束をしていたため急いで草原別荘地へ。今回お会いする目的は、家を建てる位置についての大まかな相談、そして土地に入れる盛土の位置や量についての確認をするためです。

傾斜地であることはこのブログですでに何度か書いていますが、これまでいろいろな工務店さんや設計会社の方に傾斜地および盛土についての考え方を伺ってきました。

盛土を入れて平らな空間を作って家を建てる工務店さん、はたまた土地の特性(傾斜)を活かして、盛り土ではなく基礎で平らにする設計会社さんなど、アイデアは様々でしたが、元々売主さんから盛土用の土を融通してもらえる話をもらっていたことと、現時点で絞り込んだ工務店さんが「盛土派」であることからこの時点で盛土が必要になることはほぼ確実でした。

ミーティングには土を運搬してくれる地元の業者さんも合流し、土地を眺めメジャーで測りながら家を建てる位置をある程度イメージしながら、どのあたりにどのぐらい土を入れるかを協議しました。

『概ね150〜200りゅーべぐらいあれば十分だろう』とういことで、土が融通できるタイミングで随時運搬してくれることに。

りゅーべ?話を聞いているときは「りゅーべってなんだ?」と思いながら聞いていたのですが、「りゅうべい(立米)=立法メートル」のことだとその後わかり腹落ちしました。

そのあと、ご挨拶ができていなかったご近所さんの残り1軒を訪問。実はその方の土地に切ってもらえると僕らの土地から富士山が見えるようになる背の高い杉の木があるんだけど、その木をたいそう気に入っておられることが判明してKとTは少しがっかりします。笑

本日の予定はここまで。ということで、その後は蓼科・白樺湖方面に出掛け、天気も良くしばし景色のよいドライブを楽しんだのでした。

白樺湖湖畔

蓼科高原からの景色