二日目の朝、宿泊中のパインズコテージ八ヶ岳キッティラにて。ほんの少し炭が残る薪ストーブ HWAM(ワム) 4620C に新しい薪をくべ、暖を取りながらまったりと過ごします。
ワム社の薪ストーブはモダンな鋼板製のデザインで、大きな窓の向こうにゆらゆらと揺れる炎を見ていると時間を忘れてしまいそうです。
実は、僕らの別荘に置くストーブを、このモデルと前回12月に宿泊したテットベリーコテージにあったアイアンドッグ No.7 とで迷っていたのですが、最後にもう一度ワムを使わせてもらって比較した結果、より重厚でおそらく長く飽きがこないであろう鋳鉄製のアイアンドッグ No.7 に決定してコテージをチェックアウトしました。
なお、ワムの4620Cも大変魅力的で使いやすい薪ストーブです。このコテージのように僕らの別荘も貸別荘主体にするのであればより扱いやすく火傷をしにくいワム4620Cにしたと思います。
鋳鉄製か鋼板製か、窓が大きい薪ストーブ選びで迷われている方はぜひ一度パインズコテージ八ヶ岳キッティラに泊まってこの4620Cを試してみてください。大きな窓から見える炎の揺らめきにきっと魅了されるはずです。
薪ストーブ HWAM 4620C 〜 パインズコテージ八ヶ岳キッティラにて |
さて、今日はまず長野県松本市にあるLIXILのショールームを訪問予定ですが、少し時間があるので草原別荘地に行って土地の確認をすることにしました。
偶然にも翌日にアポを取っている工務店の社長さんと現地でばったりお会いしてご挨拶。しばらくすると工務店とタッグを組む土建屋さんも現れ社長さんと一緒に造成に向けた盛土の量について確認を行っていました。
実は僕らも薄々気づいていたことなのですが、以前土地の売主の勧めで250立米ほどの土を入れていたのですが、現地を見る限りそれだけではまだ足りない感じがしていたんですよね。
土建屋さんが土地を見ながら「あと150立米ぐらいは要るかなあ…」と話しているのを聞いて納得。当然追加費用がかかることになり折からの資材高騰もあって見積額がどんどん膨れ上がっているので僕らは少々浮かない表情をせざるを得ません。
とりあえず、明日改めて会って予算の話をするということで、僕らは失礼して松本に向かったのでした。
草原別荘地から富士山を望む |
松本は八ヶ岳南麓から車で小1時間ほどです。目的は、設置するキッチン、バスルームのデザイン・オプションを決めて見積額を確定させること、そしてキッチンの食器棚と吊り棚の間に貼るタイル素材の確認・選定です。
今回は見積もりを作ってもらう必要があるのでコーディネータの方に案内をしてもらったのですが、懇切丁寧に対応してもらい、また色のコーディネーションについてもアドバイスをくれるなど、十分なアシストをしてもらいました。
前に一度大阪のLIXILショールームを訪れたときはコーディネータを付けずに自分たちで見て回ったのですが、自分たちの感覚だけでモデルやオプションを選択して回るのは限界がありますね。始めからコーディネータについてもらえばよかったと思っています。
ショールームを出ると時間は14時過ぎ。今日この後は他に予定はないので僕らのお気に入りのドライブルート、霧ケ峰高原から車山高原、白樺湖から茅野市を抜けるヴィーナスラインを通って八ヶ岳南麓に戻ることに。
しかしちょっと待て。僕らはノーマルタイヤなんだった...。最近は雪も降らず暖かい日が続いているから八ヶ岳南麓や松本市内はまったく雪がない状態ですが、さすがに霧ヶ峰や車山高原は雪があるでしょ、、、と思いながらとりあえず行ってみることに。もちろん山道に雪が残っていたら引き返す覚悟です。
諏訪を抜けて霧ヶ峰高原に差し掛かったあたりですでに山林にはかなり雪が残っていましたが、道はきれいに除雪されていたので一安心。
Kのお気に入りのビバルデの丘別荘地にも一度行って見たかったのですが、あいにく別荘地への道に雪が残っていたので残念ながら断念しましたが、その他の道は全く雪はなく無事に高原を抜けることができました。
途中、霧ヶ峰車山肩駐車場に車をとめて雪の残るビーナスの丘を散策。駐車場は一転して雪が残っていましたが、圧雪ではなかったので駐車する程度は全く問題ありませんでした。
ビーナスの丘のパノラマビュー |
しかしいつ行っても霧ヶ峰・車山高原からの景色は絶景です。八ヶ岳連峰、富士山、南アルプス、中央アルプス、北アルプスを360°に見渡すことができ、夏に来たときは緑が美しく、冬は白い絶景がこれまた見事でした。ドライブコースとしてとてもおすすめです。
雪の残る霧ヶ峰富士見展望から富士山と南アルプスを望む |
今夜の宿は、僕らの定宿の草原別荘地近くのホテルです。広々とした浴場でサウナと露天風呂を満喫し少しお酒を飲んだあと、夜の山林から感じる鹿の気配にちょっとビビりながら草原別荘地まで散歩します。
改めてこの土地の静寂に納得しながら、家が完成するその日を待ち焦がれるのでした。
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