今日は今回の訪問のメインイベントである内外装詳細打合せです。工務店の社長、現場監督、電気屋、そして塗装屋の皆さんの大集合です。今日も夏の日差しがギラギラと降り注ぐ暑い一日になりそうです。

現地に到着すると、ちょうど水道屋さんが水道工事を完了しているところでした。これでようやく現地で手が洗えます。日頃は何気なく使っている水道ですが、蛇口をひねると水が出るというありがたみを切実に感じました。


室内に入って工務店の方々と談笑していると、どんどん塗装サンプルが並べられていきます。予めカラーサンプルをPC画面で見て希望色を何色か伝えてあったのですが、いざ実際に木材に塗られたものを見ると、どれもいまいちしっくり来ません。。


この日は追加で何色か希望を出して屋内塗装の選定作業は中断し、床タイルや防火タイル、そして壁に塗る漆喰の色を決めていきました。

また、外壁の吹付けリシンの色決めまでこなします。ここは無難に白色ですが、少しだけグレーを入れた色をセレクトしました。

僕らの別荘の外壁は、別荘地から上がってくる時に目に入る南面から西面にかけては杉板を鎧張りにして、前々回書いたラブラドールブルー色の塗装を施す予定ですが、残りの壁面は吹付けにします。こうすることで濃い色ばかりで重くなりすぎず、見る方向によって表情が変わる面白い建物になるかなと思っています。


工務店の方が帰られた後、僕らは再び屋内や軒天の塗装色について、サンプル材をあてがったりしてイメージを膨らませながらああでもこうでもないと試行錯誤を続けます。ただ、時間だけが過ぎ去っていき、なかなか決まりません。


そして結局次の日に追加でいただいた塗装サンプルでも納得がいかず、振り出しに戻ります。外壁色を決めるのに10ヶ月を要したので、毎日目に入ってくる内装色はなおさらかもしれません。このあと、内装塗装色の色決めは9月上旬まで持ち越されることになります。