二日目の土地見学を終えた僕たちは今夜の宿、もう一つのホンカのコテージへ向かいました。初日のROTAと目と鼻の先、おなじく白井沢地区にあるパインズコテージ八ケ岳です。

実は僕らの計画は当初自分たちのセカンドハウスという発想から始まったのですが、リサーチをしている段階でこのコテージを見つけ、調べていくうちに「ひょっとして商売にできるのでは?」という考えに至ったことから実際にこのコテージに泊まってみることにしたのです。

パインズコテージ八ヶ岳

さて、コテージに着くと早速クオリティチェックです。訪問時点ですでに2年半ほど営業しているはずで、予約の取りにくさから推察するにはほぼ毎日誰かに使われていると思われる建物なんですが、玄関を開けた瞬間新築かと思うほど木の香りがします。

さすがホンカのログハウス!と唸ってしまいました。室内にいたっては評判どおり塵一つ落ちておらずどこを見てもとても綺麗、さすが人気のコテージだけあるなと感心させられました。

置いてある家具や家電製品、また食器類に至ってもコンセプトがはっきりしていてオーナーの拘りが随所に窺えます。つまるところとても居心地が良いのです。

パインズコテージ八ケ岳の室内


室内から見える風景

早速オプション(2,200円)で予約しておいた薪ストーブに火を入れてみます。自分たちで焚べるのは始めてでしたが、薪がよく乾燥しているからでしょうか、初心者でもすぐに火がつきました。

HWAMのストーブは扱いやすく滞在中火の扱いに困ったことは皆無、またガラス窓が大きいのでストーブの炎がとてもよく見えます。

室内の薪が無くなってもバルコニーに出てすぐ横の軒下にある薪棚から補充できるので安心です。薪も他のコテージであるような「一束○○円」といった制限もないのも良心的です。寒い日は気兼ねなくストーブを楽しめます。

HWAM社製薪ストーブの焚付

軒下の薪棚


薪ストーブの焚き付けも無事に済んだので早速ディナーの準備に取り掛かります。今夜はバルコニーにあるバーベキューグリル(1,760円のオプション)で焼き肉です。

食材と炭以外、トングやホイル、着火剤など必要な器具は全て揃っていて至れり尽くせり。この日は午後から生憎の雨模様となり少し寒かったのですが、静かな森を眺めながらワインと肉を頬張る贅沢なひとときを楽しみました。

オプションのBBQグリル 必要な器具は揃っている


山の4月は都会の真冬。日が暮れると流石に外には居られないので室内へ。薪ストーブを堪能する時間です。良い音を鳴らすBluetoothオーディオスピーカーが設置されているので、スマホと接続して静かめにかけたジャズをBGMに、ワインを傾けながら薪ストーブが奏でる炎と音の演出を存分に楽しむのです。

夜は照明を落としてストーブの火を眺めながらまったり


あまりにも居心地が良くて忘れそうでしたが、もちろん自分たちのプロジェクトについても議論しました。

二日間土地を見て回って、まだあともう一日土地を見て回る予定ですが、やはり初日の初っ端に見た土地がベストだと思われます。しかも消去法ではなく突出して良かった。

売れ残っている理由をあれこれ探ってみるのですが値付けもまともだし、傾斜地以外デメリットが思いつかない...。 何か落とし穴はないか?例えば地盤が著しく弱いとか?

とりあえず3日目の午後にホンカさんに一緒に草原別荘地の土地を見てもらうことにしているので、まずは彼らからフィードバックをもらうことにします。

それにしてもHWAMの薪ストーブは素晴らしい。揺らめく炎と薪の奏でるパチパチという音を肴にワインが進みます。こうしてパインズコテージでの夜は更けていきました。

ビデオに撮っておいたので皆さんにもお裾分けです。