敷地下方から建築現場を見上げる |
6月下旬、Kがシンガポールから一時帰国したので草原別荘地に戻ってきました。TとKが二人揃って現地を訪れるのは3月の地鎮祭ぶりです。
しかも今回は工程スケジュールと相性がばっちりで、なんと上棟日前日に現地入りできました。翌日は上棟の様子を直に見学できる予定です。現場はすでに足場も組まれて上棟準備が整っており、大量の梁や柱材がシートに覆われて待機しています。
しばらくするとトラックに乗った大工さんが突然現場にやってきました。向こうもオヤッという表情で僕たちを見ています。話しかけてみると山口工務店から僕らの別荘建築を請け負っている大工のF親方でした。
期せず一番お会いしたかった親方の登場にびっくりしましたが、Fさんはとても気さくで現場と図面を見ながら建て方の手順を懇切丁寧に教えてくださいました。おかげでFさんの人となりもわかり、この人なら丁寧に建ててくれそうだと自信につながりました。
さて、僕らもただ見に来たのではなく、しっかり汗もかきに来ました。3月以来TとパートナーのAさんの尽力のお陰で敷地の南東角はススキが刈られ伐根が進んでいます。これ、なんと刈込鋏とスコップで完全手作業です。ここまでやった二人に脱帽です。
これから写真の右半分を刈ります |
今日はここから敷地の東端だけ刈りこんでみます。ススキがここまで育ってしまうと地中で根が大きくそして固く張り出しています。まずは刈込鋏でザクザクと地表部分を刈ってゆき、次にススキの切株を見つけてはその周囲にスコップを差し込んでテコの原理で掘り返していきます。
しかし、これがまた重労働で10分もやってると汗だくになります。刈っても刈っても一向に成果が見られません。それだけ範囲が広くまたススキが手強いんですね。心がへし折られます。
そして次第に鋏を持つ腕に力が入らなくなり太くてかたいススキの茎は容易に切れません。なので今度はスコップに持ち替えて伐根作業に切り替えますが、固い根が地中の浅いところで水平に伸びていてなかなかスコップが刺さらないのです。
しばらく刈ってみてKは確信しました。これは重機が必要なレベルだと。これまで二度も訪れて頑張ってくれていたTとAさんには悪いけど、これははっきり言って人手でやれる代物ではありません。
ただ、この作業が三度目になるTに負い目を感じているので、「そろそろやめようぜ」なんて弱気をKからは吐けません。Tの「終わろう」という言葉をひたすら待ちながら頑張ったのでした。
本日の成果。東端がつながりました |
そして上の写真が今日の成果です。刈ったのは緑の草が倒れている部分です。小一時間頑張りました。土地に高低差があるので写真ではなかなか距離感がつかめませんが、10坪くらい刈ったでしょうか。
だけど敷地にはまだ170坪以上にわたって胸の高さほどまであるススキが生い茂っています。これは別の方法を模索するしかありません。こんなに伸びきる前に草刈機でマメに刈るのが一番ですが、それは建物が建ってからですね。
さて、ホテルのチェックイン時間になったので移動します。今回はたまたま一休で安く出ていた小淵沢にあるホテルを初体験です。
八ヶ岳ホテル風か
小淵沢ICから車約3分!八ヶ岳リゾートアウトレットから徒歩5分と好立地。都心から車で約2時間半で高原ステイを満喫できるアクセス抜群の立地。八ヶ岳アウトレットへも散歩がてら行ける距離も嬉しい。新宿発の高速乗り合いバスもホテル風か発着なので楽々。
ここの売りは何といってもオールインクルーシブです。こう言うと少し語弊があるかもしれませんが、簡単に言うと宿泊代にアルコール飲み放題が入っています。
チェックインするとすぐにホールラウンジに置いてあるプレミアムモルツビールサーバーでビールがつぎ放題です。グラスが小さいのですぐにお代わりが必要になりますが、プレモルが22時30分まで何杯飲んでも無料なのは素晴らしいです。
星見テラスに出て夕涼み。ここで窯で焼いたウェルカムピザも振舞われる |
星見テラスに出てビールを楽しんでいると、スタッフの方が焼きたてのウェルカムピザを運んできてくれます。写真に撮り忘れましたが、専用ピザストーブで焼いたチーズたっぷりのピザがビールとよくあいました。
野良仕事の後だったのでついついビールを飲みすぎてしまいました。風呂に行ってリセットします。こちらのお風呂は露天風呂が天然温泉、内湯は沸かし湯です。
ホテル風か ウェブサイトより |
説明によると露天風呂のお湯は長野県茅野市の芹ケ沢温泉からを運んでいるようです。いつもの定宿は八ヶ岳の地下水の沸かし湯ですが、さすがにお湯の違いを感じました。湯上り処には無料のアイスキャンディがおいてあったりと、至れり尽くせりです。
さて一旦部屋に戻り軽い食事をとって夜の9時を待ちます。そうです、ナイトバーが開店する時間です。プレモルサーバーが置いてあるところがカウンターになっているのですが、21時になるとそこにバーテンダーさんが入ってナイトバーに早変わり。一部高級酒は有料みたいですが、ほとんどのアルコールは無料で飲み放題です。甲州ワインも無料でありました。
この夜は薄曇りで星空こそ見られませんでしたが、星見テラスのソファに寝そべって焚火を眺めながらいただくお酒は格別でした。これがすべて無料とは。驚愕のコストパフォーマンスです。
アルコールの話ばかりしましたが、ヤギさんとお散歩や焼きマシュマロサービスなど子供向けのサービスも充実しています。実際、家族連れも多かったです。このホテルは全世代におススメです。週末はちょっと高めの料金設定のようなので、狙い目は平日ですね。
こうして上棟前夜は酔いとともに更けていきました…
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