前回は僕たちの別荘の棟上げについて書きました。
今回はその後の上棟祝賀会についてです。祝賀会と言っても施主である僕たちTとKのふたりだけの祝杯。会場はもちろん建築中の別荘です!

今回はワインクーラーを忘れてしまったのでホームセンターで別用途に買ったメタルバケツで代用です。予め冷やしておいたCAVAを二本氷水を入れたバケツに突っ込んでいざ出発です。

宿から徒歩圏に僕らの別荘があるのでお酒を飲んでも歩いて帰れるのがポイントです。宿から遠いとこういう事ができなかったので近くに宿(しかもリーズナブル)があったのは幸運でした。

現場に到着して、さてどこで飲もうかと建物の周囲を回ってみると、腰掛けにちょうど良い高さに材木を積んでブルーシートを掛けたものが南側に置いてありました。


まるで僕たちが祝杯を上げることを知っていたかのように、眺望の良い場所にベンチが設えられていたのです。本当は大工さん自身の休憩スペースなんでしょうが、それにしても親方グッジョブです。


二人で上棟したばかりの家を見上げながら、初めて土地を探しに八ヶ岳を訪れた22年の春からこれまでの家造りのプロセスを振り返りました。Kの海外在住というのはかなりのハンディキャップでしたが、そこはチームワークでうまく乗り切ったと思います。

また、今はまだ荒れている広大な庭を眺めながら、将来の庭の活用について話し合います。Tはブドウ畑を夢見ています。標高的に厳しそうで、また獣害もあるので一筋縄ではいかないでしょうが、別荘が建ったあとはぜひブトウ栽培にチャレンジしたいところです。


上棟の興奮冷めやらぬままアルコールが入ってグルービーな気分となり、良い感じに日が暮れていきます。最高の一日でした。